お盆なんかに出かけてたまるか、ちくしょう
…という生活をもう長いこと続けていたのに、ひょんなことで動物園に行くことになった。余談だが、私はどうしても東山動物園を名古屋動物園と言ってしまう。上野動物園や京都動物園のノリでよく知っている名前を使ってしまうのだろうか、はたまた京都の東山の印象が強いからなのだろうか。
聞いていた通りというよりはその数倍も大きな動物園で、上野動物園の記憶なんか藤の木の下のベンチで休んだあと、名前のはんこを買いたい!と騒いだことくらいしか覚えていない。
京都の動物園とは違って、虎はもっちゃりしていなかったし、両生類・爬虫類の種類もすごく豊富だった。カバが2度も観れたのも大きい。あのでっかい図体にそぐわない、小さくて笹もちの笹みたいな形の耳を、ぴぴぴぴぴっと上手いこと動かして水を飛ばす様を眺めるのがとても好きだ。カピバラにも通ずるものがあると思う。
私は動物については殆どと言っていいほど何も学んでいない。犬を見てはあれはダックス入ってそうだなーとか、そういうのを考えるくらいだ。
そのせいなのか、動物もついパーツを観察しては、口は駱駝だけど他はなんか違うねとか、そういう見方をする癖があるようだ。
ワニの目の仕組みやらなんかは全部テレビで覚えた。動物奇想天外だったり、教育テレビだったり。動物にはなぜか無意識のレベルで興味があったんだと思う。覚えようとしなくてもどんどん頭の中に蓄積されていった。
熱くて頭があまり機能しない。
ポカリスウェットが飲みたい。あのアミノ酸だけはやっぱり好きになれないけれど。