小 春 日 和

だめなひとの雑記帳

彼女たちは、優しく

私の舌に引き裂かれ、桃特有の繊維を裂くざくざくとした音を立てて、飲み込まれた。3つとも、である。
彼女らは、1号の友達である猫から送られてき桃缶の
の3姉妹であり、内2人は双子である、とまで書いたが、確証がないことに気付いた。
あと3姉妹が3セットいる。彼女らがうちにきて、2ヶ月ほどだろうか。
ひとつも減ることがなかった姉妹たちは、突然、姿を消すことになったのだ。
彼女らが私の一部になるまで、どれほどを要するだろうか。

調子は相変わらずである。しかしその中でも、私はきちんと生きていたらしい。タイピングが以前より早く正確になったことに気付いた。それだけでも充分なきっかけになる。今だからこそ気付けた理由かあるのだろう。
そういうものを私は、とても大切にしている。
私は、前しか向けない、というよりは、何でも前にしてしまうのだろう。
藪の中を疾走し、けったいなモノを見つける。小さくても、大きくても、歪でも、そんなことはどうでもいいのだ。それだけにすべてを費やしたい。