昔は、ミノムシがとても好きだった。 あの見た目に心底惚れこんでいて、見つける度に枝や壁から外しては、てのひらの上で転がして弄んでいた。彼らにとっては大迷惑な話である。 一度だけ、子供ながらの好奇心で、みのをそっと剝いでいったことがある。 そこ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。