小春日和

だめなひとの雑記帳

近況

最後に涙を流したのは、1ヶ月以上前だったか。目が乾燥していることにすっかり慣れきってしまい、目には涙腺があるということもまた、すっかりと忘れきってしまっていた。安定しているように感じるのに実はきれいな不安定のままで、薬を減らしたいという思い…

小さな隙間に

挟まりこんで、両腕両足をつっぱりながら、にじりにじりとよじ登っては諦めかけて少し落っこちてみて、それでもやっぱり諦めきれなくてつっぱって、またにじりにじりとよじ登る生活を、ずっと続けている。 最近またその、落っこちるんだか再び登り始めるんだ…

猪のごとく

馬鹿みたいに前向きで、馬鹿みたいに都合よく理屈をこね、馬鹿みたいに開き直る。それが、ここ最近の私である。 1~3年に一度は職を変わってきただけあって、多少は図太くなれたのだろう。 いくら社会にいようが、結局一人の人間であることに変わりはない。 …

【2017】再び

来年はほぼ日手帳オリジナル1本でいくつもりだったのに、結局また、ジブン手帳miniを塚購入。ちなみに今年は、色に惹かれてWEEKSを追加しました。そしてこの状況なので、やっぱりオリジナルは真っ白で、WEEKSは持て余しています。もったいない。 購入したの…

【2017】

9月1日にLOFTに走ってほぼ日手帳を手に入れること、これはもう私の年1回の行事になっている。 ここ数年間私好みのカバーがなかなか出なかったので3年ほどカラーズのチョコオレンジを使用していたのだが、そろそろほつれや汚れが目立ち始めて、今年いいのがな…

いきかた

2年前も1年前も、状況や考え方に多少の差はあれど、色々と消耗をしながらいき続けていたらしい。眉間のしわは深くなり、新しい殻を求めて動き出すことを考え始めた。 頭はいつもどっしりと重い痛みに包まれていて、薬からはみ出た情緒が不安定に飛び回る。大…

相変わらず君は、

僕のことを忘れて鍵をかけてしまい、それをマスターキーで開けるのが僕の時々の大切な用事になるのだ。 1年前のブログ「はてなは、」などを振り返りませんか? なんてメールが着たので、そのメールにあった記事を貼り付けてみる。 結果が、この出だしである。…

辛い

というものを正面から受け止めるというのは、なかなか大変なことである。 誰もそうだといえばそうなのだが、1~3割しか伝わっていないということを常に認識しながら、自分の意識に入らない程度の適当さを保ちつつ、たまに出てくる欲求を出しかけては慌ててし…

可愛らしい

という言葉は、このためにあるのではないだろうか。 このブログを読んでいる人なら、ある程度の人は気付いているかもしれない。もしくは、ただ読むための物だけと認識しているから、そもそもそんなことが書いてあったということすら覚えていないかもしれない…

僕の鳥

一通りの用事を済ませて家に帰り、どうせ明日がセールだしと思いながらスーパーのネットチラシを見ていたのだが、そういうときに限って今日がセールだったりするものだから、どうしようもない。何がどうしようもないかって言うと何でもないのだが、しいて言…

黄金週間なので

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」 少し変わったことをしようと思うのは毎度のことで、かといって出かけるわけでもなく、本当にいつもの休日と少し変わったことをして終わるのもまた毎度のことで、それによってまた「無駄に過ごしてしまった」と思いつつ、…

死神と背中合わせに

生活してれば死にそう・死ねそうなポイントは腐るほどあるわけで、ついさっき遭遇しました — はるだま (@haru_dama) 2016年4月24日 1号を自転車のかごに入れて病院に連れて行った帰り、一時停止線のみで信号のない、大通りへ合流する横道から、車が1台結構な…

近すぎる話

身の回りの人間関係が続かないのは、近すぎるからだと思っている。所謂"常識として"の友達・仲の良さの概念は何となくは理解している。勿論何となくだから失敗することもあり、その時は大体その場所で世話を焼いてくれている年上の人に注意されていたのだけ…

「頭が痛いので、死にます。」

群発性頭痛なんかだと、実際にそういう理由で自殺する人もいるらしい。私は幸い今のところ群発性頭痛ではないのだけれど、それでも、頭痛に対して怒りを覚えるレベルの頭痛に日々悩まされている。 一番最初の記憶がある時点で既に離人感のようなものを持って…

しいたけの話

スーパーで値引きされていた椎茸を買った。値引きされていたのは3パックあったのだが、このパックだけ6つ入っていたので、迷わずカゴに入れたのである。他にも色々な食材を捕まえてカゴに入れ、レジ精算をし、いざ袋に入れてつれて帰ろうというところで、椎…

無題

急にフレンチトーストが食べたくなって、冷凍庫に残してあった最後の食パンに手をつけた。最近はもう1斤88円の食パンには目もくれず、スーパーの中のパン屋で売っている1斤260円以上の食パンばかり食べている。 年々、食べられるものが減ってきている気がす…

雑音

10月の半ば製造なら余裕だなと放り込んだ、容器に残り1/3しか残っていなかったマヨネーズは間違いなく賞味期限切れだし、まだ1月だしとも思ったけれど、よく考えなくてももう2月だ。最後にマヨネーズを買ったのは近所のコンビニで、そのときもポテトサラダを…

「なんで勝手に捨てるの!」

自分の声で目が覚めた。夢では、今と同じくらいに育った自分が、母親に赤い蛇のおもちゃをゴミ袋に入れられてしまった瞬間だった。 5歳くらいだっただろうか。プラスチックでできた赤い蛇のおもちゃがお気に入りだったのだが、家で大体3月頃にやっていた大掃…

昔住んでいた家の隣には、昔ながらの庭のついた古くて広い平屋があって、そこには寝たきりのおばあさんとIさんというお手伝いさんが住んでいた。幼い頃から大人にくっついて回っていた私は、しばしばその家を訪れ、好奇心を抑えられずに様々な悪戯をしたのだ…

「僕のアメリカンドッグ、食べてみない?」

確かに彼はアメリカンドッグと発したのだが、目の前のそれはどう見てもナポリタンだった。夕飯にしては大分早い午後5時のことだった。 なんて書いてはみたが、作ったのも食べたのも、私である。薬が切れ始めるときちんとお腹が減ったのが分かるようになった…

10年ぶりの

「死にたい」のやり場が、わからない。 そんな感じの本を、以前夢の中で読んだ記憶がある。今日は、前職に復帰して、記憶とは違う道に混乱するも目的地までたどり着くという夢を見た。

渦巻く記憶

玄関にまとめられた2つの大きなゴミ袋を見てその日が木曜日だと認識したのは昨日で、保温中の炊飯器が定期的に出す"ジー"という小さく短い電子音を聞いてご飯をセットして寝たのだということを思い出したのが今朝だった。最後にご飯を食べたのは今日の12時だ…

赤と、白と

起きて欠勤の連絡をして、ずっしりと襲ってくる体の重さと頭痛と眠気に促されるまま眠りにつき、次に目を覚ましたときはお昼を過ぎた頃だった。こういうことを書いているのだから仕事にだって行けそうなものなのに、また1週間休んでしまっている。業務自体は…

強く厳しいその歌を

聴きたくて何度も頭の中で再生するのだが、ipod touchの姿を見てはそのまま目を離し、漸く手にしたかと思えば充電がないことに気付き、充電器をさしたらさしたで更新せねばならず、きっちり100%充電されて更新も終わる頃には勇気がなく、こうしてブログを書…

痕跡

少しずつ、私がいた痕跡を消していく。特定の人としか使ってないSNSも、アカウントを削除した。メールも拒否をしては解除し、解除しては拒否をしてまた解除をするという訳の分からない行動に走っているし、本当のところはLINEだってアカウントを削除してしま…

後悔

2号のことは、とても好きだ。1号に手がかかってしまって、なかなかきっちりとはできていない所だけが本当に申し訳ないのだけれど。 2号を迎えなければよかった、と、しばしば思う。それは世話が面倒だとかそういうことではなく、私の寿命を延ばしてしまった…

三段飛ばしのミサイル

すぐに戻れるよという言葉を半信半疑で飲み込みつつ、それでもやはり私のことだしそんなことだろうとも思っていたのだが、ここまで早くとは思わなかった。 もらったプリンのカラメルのように薄くパリリと張ったシールドは、バーナーで遠くから炙られたように…

口を開けば

「クソ頭いてぇ」と汚い言葉を発するか、器具を突っ込まれるかしかしていない。 歯医者というところはとても楽しい場所で、確かにかたい歯を削られるのはいくら麻酔をかけたところで痛いときもあるのだけれど、例えば歯茎の上の方よりも下の方にされた麻酔の方…

はりねずみのキンピラ

本当ははりねずみの前に形容詞が入ったのだが、1度忘れて思い出しては、脳がそれに満足したのか再び忘れ、もう思い出せなくなった。 どうやら私の中には幼児とはりねずみが共存しており、今ははりねずみのターンらしい。気分は最悪だ。 起きたら、8:11だった…

明けていたらしい。

お題「新年の抱負」 しっかりとご飯を食べてもっちりとしたお腹をした1号をひざの上に乗せて、これを書いている。今年は、と言ってはみるものの、私にとってはいつもよりかなり静かな1日に過ぎない。しいて言うなら深夜、暴走族が1組、ぶんぶんと通り過ぎた…