uni-ball Signo 0.28で書いているのですが、当然書き間違いや写し間違い、平仮名表記を漢字で書いてしまった、途中から隣の行を書き写してしまった、などの色々な間違いをします。
書き始めた頃はそんなことはなくて、ただ丁寧に書いていたせいかと思います。
間違う内に、早く書きたいんだなとか、基本的に漢字で書きましょうが滲んでるんだなとか、一度漢字で書いてしまってもういいや…って思った数分後に平仮名に書き換えたりとか、ぐしゃぐしゃっと消してみたり、二重線で消してみたり、自分の状態や持っているものがそのままにじみ出ているような気がして面白くて、修正テープを使うのもあまり好きではないので(ボールペンで上から書くと削れてしまう、あの感じが嫌)そのままにしています。
そういうのも含めて後から読み返したら思い出したりするのかな、とか考えてみたり。
それから、感想。
最初は書いていなくて、抜書きや分からない言葉調べばかりだったのですが、苦手意識ばかり持っていてもな…と書くようにしてみたのです。
でも、小説を読んで悲しかったとか切なかったとか、感じてないという訳ではないのですが、書いているうちに、文章に興味があるんだなと。
例えばセンセイの鞄に出て来るおでんが事細かにこういう色で匂いでなんて書かれている訳ではないのにやけにおいしそうに感じたとか、そういう文の雰囲気というか…。
勿論面白い本はいくつもあるし、それこそ貪るように読んだものもあるんですが、今まで感想って言うと主人公の気持ちになってどうだとか、そういうイメージしかなかったんですよね。
こうやって書いてみて、抜書きした文から読んでたその時の感じって少しでも思い出せるし、どういう文章でっていう自分なりのものがあれば、それでいいのかなと思えるようになったような気がします。
感想っていう言葉に囚われてたのかなー、なんて。
それで書くのも読むのも楽しくて、目標軽く超えそう。
忙しくなったらそうはいかない…こともないのかな、読むのかな…。