小春日和

だめなひとの雑記帳

少しだけ

料理をして、少しだけ要らない物を捨てて、割りとゲームをして、少しだけ絵を描いた、そんな休日。掃除はサボった。最近、こんな日ばかりだ。少しだけ何かをしている分、ましなくらい。まっしろいページが続くほぼ日手帳をどうしようかと考えながら、結局何も出来ない。ただお笑いを観て、義務的に食事をとって、結局何もしなかったと思いながら、まだ半日も残っていた休みを適当に過ごす。何かをしたいのに、何も始める気にならない。食べ物も、美味しいはずなのに味が分からない。トマトの味だっていうことは分かる。美味しいであろうことも、その味を好んでいることも分かる。でも、美味しいか分からない。どうしたのだろうか。

 

最近、以前のように色んなものに反応することが激減した。恐らくその影響だろうなとは思う。余裕がないのだろうか。見つければありそうなものなのに。上顎の奥に、胃酸で焼けているような、じんわりとした痛みのようなものを感じる。

悪い面ばかりではない。物欲や食欲に対する衝動が大分落ち着いた。

 

相変わらず、夢を良く見る。やっかいなことに、過去の嫌なことが絶妙に合体した夢を、だ。夢は忘れるために見ると聞く。子供の頃、近所の人に夢の話をしたら、嘘扱いされた。夢を覚えているのはあり得ないらしい。全くないというのも、それはそれでありえない気もするが。私の場合は、覚えていることの方が多いのかもしれない。あの夢の後にこの夢を見て、その次の夢のこの辺で目が覚めたんだ…なんてことまで覚えている。それが私が忘れられない方に近いのか、単に映像記憶力が強いせいかまでは分からない。だが、5歳頃に見た夢や、小1の頃に6年生を送る会の日に熱を出してうなされた日に観た夢を覚えている辺り、多分後者だろうなとは思う。もちろん、その内忘れている夢もあるだろうが、起きてしばらくは覚えている。それが何にどう影響しているのかは分からない。

 

疲れている。

ポケットサイズの固形水彩絵の具と無地のポストカードを持って何か描きにいく元気が欲しい。