小春日和

だめなひとの雑記帳

仕事をしていると人間関係が出来るわけで、仕事を辞める度に引っ越したいという衝動にかられながら、なんとかここに住み着いている。
市外の高校に入学したときは、すべて一から構築できることが何より嬉しかった。

飲み会やご飯など、人並みとは行かずとも、声がかかりはする。そして人間関係がまた少し構築される。
何度か繰り返したあと、ふと、単独に戻りたくなる。
別に、すべての人間関係を消し去りたいとか、そういう訳ではない。過去に私と関わった人から、私に関する記憶が消えてしまえばいいのにとは思うけれど。

縁があれば、離れようが何をしようが、どこかしらで出会うし、何気なく連絡を取り続けていると思う。
それがないということは、お互いそれまででしかなかったし、そんなことを考える以前に忘れてしまっているだろう。

そんなことを、ぼんやりと考えていた。