小春日和

だめなひとの雑記帳

散歩が嫌いだ

歩くことは好きだし、色々な景色を眺めてまわるのも好きだ。

でも、近所の散歩は嫌いだ。

仕事柄何度も何度もぐるぐると自転車で走り回ったこの町は、色々なことがありすぎて、記憶のフラッシュバックを肉体で行っているような気分になるし、何よりこの景色に飽きている。

もちろん、コンディションによって景色の見え方は変わるだろうし、そもそも日々わずかでも変化しているのは理解しているのだけれど、大体同じようなものを何度も見るのは、あまり好きではないのだろうと思う。

見れば見るほど、慣れれば慣れるほど、道のりがとても長く感じるようになり、その気だるさが時々無性に嫌になるのだ。