小春日和

だめなひとの雑記帳

引きこもりがバレーボールをはじめました

主婦、といえば聞こえはいいものの、実際はここ数年間ほとんど引きこもっているということを忘れたまま、バレーのサークルに参加した。

1回目は緊張で疲労を感じる部分が鈍っていたのか、思っていたよりプレイできて喜んでいたのだけれとも、2回目はこの気温差気圧差や不摂生でバテバテだったのと、緊張によるボーナスがなかったのとで、ミスをたくさんしてしまって、それはそれはへこんでしまっていた。

でも、そもそも引きこもりがいきなりサークルに参加してバレーをして上手く動ける訳がないんだし、それどころか2時間やりきっているというのは結構なことなんじゃないか。

そんな風に思考を方向転換できるようになったのは、大きいと思っている。

 

2回目で分かったのは、マスクをしている状態でただでさえ酸素が回りにくいのに、疲労で余計に酸素が回らなくなっていて頭が働かなくなってしまっていたということ。

膝を使う、ここのポジションに来たら一回抜ける、そんな些細なこともすっぽ抜けてしまっていて、最初は何をやってんだと思っていたのだけれど、帰ってきてから考えれば、そりゃ当然だな、と。

そんな状態だから、ボールをコントロールするどころかまともに手に当たらなかったりするしでとても歯がゆい思いをしてきたので、次までにできるだけ足腰を鍛えて体力をつけなければと考えている。

 

正直、こんな状態で参加して迷惑じゃなかろうかと思うこともあるのだけれども、それを思うくらいならもっとボールに触る機会を増やして、体力もつけて、堂々とプレイできるようになってはどうかとも思うようになったので、まずはそこを目指して少しずつ頑張ろうと思う。

どうしてそこまで思うかというと、やっぱり中学時代の部活のあの感覚が忘れられなくて、今思えば高度なことしてるなと思うのだけれど(全然動けなくなっている今、ボールをコントロールするのだけでも高度だなと感じる)、そこに戻るまでいかなくても、あの時感じた楽しさや充実感、達成感なんかをもう一度感じられたらいいなと考えているからだろう。

 

これまで、「どうせ……」と思って諦めてきたこと、やらなかったこと。

今が一番若いというけれど、本当にそうで、だからこそあの時やっておけばよかったと思わないように、後悔のないようにできればいいと思う。