小 春 日 和

だめなひとの雑記帳

つまらないことですが

僕の家の冬支度が本格的に始まった。昼に食べたきりの胃へバファリンの洗礼を浴びせ、歯茎の腫れが落ち着くまでの間、蓑虫がみのを作るようにのんびりとせわしくエアパッキンをつなぎ合わせ、ダンボールをベランダの引き戸へ貼りつけた。

いびつな、冬支度である。それもあと3枚の窓を埋め尽くさねばならない。

我が家にはニート1~3号がいる。ちなみに号数は、大きい順である。1号は患っていて、2号はご先祖が恐竜の砂漠種なため、寒さにはそこまで強くない。

そのための冬支度である。いや、半ば…8割程度は、僕の気まぐれによる人生の楽しみ方なのだが。

 

そんなことを書いていて、通院用のノートに1号が粗相をしたあとを見つけた。ノートは軽く洗って、除湿機の上へ放り投げておいた。まあ、どうにでもなるだろう。

理不尽な対応やアクションゲームで攻撃を受けたときなど、恐らく見た目よりはかなりイライラしていることの方が多い。特に最近は。

なのに、1号2号のことについては、全く気にならないのだ。寧ろ、申し訳なさそうに自室へ戻る1号がかわいそうに見えるほどである。

日々、自分のことが分からなくなり、見えなくなり、遠くなってしまう。私はどこにいるのだろうか、そう思わざるをえない変化が、日々、少しずつ私を奪っていくのだ。気付かないように、少しずつ。