小 春 日 和

だめなひとの雑記帳

ゴキゲンFriday☆

金曜日は大体、ゴキゲンさんである。特に今回は検査で休んだから、午後からは自由だったのだ。

あまりにも胃の調子が不安だったので、胃カメラを飲んできた。「鼻からお願いします!」という申し出もむなしく、カメラは鼻の穴を通ることなく、私に飲み込まれていった。穴が小さすぎて入らなかったのだ。口を開きながら飲み込むという動作の難しさに悩みながら、何とか飲み込んだ。3段階まであるなんて知らなかったものだから、1回目は、それはもう上手くいった。2回目で、あれ?となり、3回目でえずきが止まらなかったのでリラックスタイムを貰い、2度目で飲み込めた。あれはなかなか、難しい。カメラを飲む前にリラックスしようとして、思い出し笑いを引き起こしそうになり、必死で止めたのはここだけの話だ。

何が一番辛かったって、おえっとなるのでもなく、飲み込む辛さでもなく、無機質なもので腹の中を突っつきまわされたことだ。口なので当然、医者の動作とカメラが目に入る。感覚と動作が一致すると、感覚が更に強くなる。3/4くらいは目を閉じていた。終わり際に見たものは、私の胃の出口だった。

過去にストレスで、胃を痛めていたことがある。アビリットでやり過ごし、病院には行かなかったものだから、傷の1つや2つはあると思っていた。人間というのは呆れるほど丈夫なもので、胃の中はアホみたいに綺麗だった。医者も困惑していたほどである。それはそうだ、原因が見つからなかったのだから。

そんなことの後だったから、帰りのスーパーでは好きなものを買った。草団子にウスイエンドウ。胃に何も悪いところがない以上、無駄にセーブしていた食生活を続ける理由などないのだ。

因みに麻酔は、鼻に注射器でジェルを流し込んだ後、喉にスプレー。検査の前は、肩に筋肉注射だった。麻酔は鼻にスプレーだけだって聞いてたし、注射なんかは聞いてすらなかったから、いちいち受け入れなければならなかった。別に、嫌いではないのでいいのだが。注射中にそれを見れないのは、視覚と触覚が一致して感覚が強まり、身体に異物が入っているという認識がより強くなるのが嫌だからだ。麻酔の方は、昼過ぎても暫く鼻が詰まったようになり、うっかり吸うと口に麻酔がおりてきてティッシュに吐く、というのを数回繰り返した。

タイトルはゴキゲンなのに、内容はこれか、と思われるだろう。

しかし私は、この体験ですら楽しんでいた。一番恐ろしいのは、その部分だろう。口に管を通されながら、医学ってすごいなと、ぼんやり考えていた。