小 春 日 和

だめなひとの雑記帳

ともだちがほしい

けれど、友達の定義が分からない。

私にとってAさんはAさんだし、関係はAさんと私だとしか表せない。仮にそれがBさんでもCさんでもGさんでも、おんなじことだ。

私がもう1人いればいいのに、と思う。

取り留めないことを言い合って、しょうもないようなものを封筒につめて送りあって、金曜日の夜には急に「今からなんか食べに行こう」と引きずり出す。

もちろんそんな気分じゃないときはお互い断りあうし、それも分かり合っているからお互いに気にしない。食べに行こうとなればなったで、あれもいいねこれもいいねといつまでも真剣に悩みながら、ふと見かけたお店に入っていく。それが先ほどまで話していたものとは何の関係のないお店でもだ。別に互いに家に行ってもいいし、ゲームをしていても何かを語り合っていてもいい。

そういうのが身近に(距離的な意味で)欲しいのだと思う。双子でもない限り無理だろうけれど、昔からずっと憧れていたものかもしれない。

職場に話をする人はいる。

でも私はまともなことは喋りたくないのだ。

結婚はどうだとか、彼氏はいるのかいないのかとか、実家には帰らないとか、そういうのは私にとってすべてどうでもいいことで、そんなことよりも、ああいう色が好きだとか、あの形はあれに似ているとか、そういう話をしていたいのだ。

まるで誰かをナンパしているような合わせた会話が得意ではない。喋ることはできるが、先のようなことを聞かれたときに、場合によってはいちいち説明しないといけないのが面倒くさい。どうして"付き合う"という形を取らねばならないのか。それならば普段の人付き合いは一体何だというのか。そして結婚することが何の目標になるのだろうか。そんなことをするくらいなら、小さな部屋に何をどうつめこんでいくか考えているほうがよっぽど楽しい。

いっそ「オカシイ子」になってしまえばいいのだろうが、それはそれでまた面倒くさいのだ。何をどうしても、まともにはなれないのだと思う。なりたくもないけれど。どっちに転んでもだめな人でいたい。