赤は赤でも人と違った赤に見えるとか、そんな些細なことだとは思うのです。
一人称視点か三人称視点かの違いだと思うのです。
本当のところはわかりません。
いつも体という入れ物を精神が操っているようで、勝手に会話をしてくれて考えるのも勝手にしてくれて痛みなんかも9割くらい引き受けてくれる体を見ているだけのような。
それが当たり前だったのですが、たまに一人称視点になることがあって、生きているみたいで気持ち悪くて、それが正に今で、楽しいことうれしいことが一気に感じられるけれど、その分辛いこと悲しいことも直撃する。
でも三人称視点の状態だったときにはそういうのをスルーしているようなものだから、いざ感じた時には何がそう感じさせてるのかは分からない。
そういう状態が当たり前だったのに、人に話すようなものではないという認識が何故か元からある、なんて書いていると頭がどうかしちゃったみたいだし、実際おかしいんじゃないかとも思うから思われたところでいいんだけども。
気付いた時にはただここに存在して生きていることが苦痛で、何が辛いとか死にたいとかじゃなくて存在自体なかったことにしたくて。一人称視点がふつうなら皆よく平気でいられるなーと思う半面、自身で色々楽しめていいなーって思ったり。
そんなことを割とたまに考える日々。病名は睡眠障害とそれからくる鬱だった。今はフルタイム働ける。何だかんだでなんとかなっている。
なのに、なんだろうなあ。