生きていたことを、ぼんやりと思いだした。
ストレス、今思うと、めちゃくちゃためてたなぁ、なんて。
定期的にコンビニで大盛りパスタとお菓子数点を買っては一度に食べきってしまったり、帰った途端に糸が切れたように泣いてしまったり。
当時の職場は割と面白い人が多くて、幸いちょっとは埋もれられたんだけども、それでもやっぱりはみ出てしまう部分はあって、それがまたしんどかったんだろうと思う。
何もかも、みんなが私みたいに何を聞いても、「へぇ、そうなんだ」で済めばいいのにと思っていた。
世の中というものは、私にとっての普通を、すべて変わってると定義してくると認識していたので、そういう中を上手くかいくぐってなんとか"ちょっと変な人“くらいにおさめる。それが毎日だったと思う。
もしかすると、私は他人がすることや考えることに興味はあっても、他人自体には興味がないせいで、自分に対してもそう扱ってくれればいいのに、と思っていたのかもしれない。
今はというと、「へぇ、そうなんだ」という感じで済ませてくれる人しか身近にいないので、とても楽である。
興味がないとかそういう感じではなく、ただ一度、「そうなんだ」と受け止めてくれる。
そういう生活になって久しいから忘れがちだけれど、昔はいろいろとすり減りながら生きていたんだなと思うと、今の環境に感謝しつつ、大事にしていきたいと思う。